庄川木工挽物会とは

庄川木工挽物会とは?

 

1969年に庄川木工協同組合として組合法人に登録した団体であり、2018年に「庄川木工挽物会」という名の新しい組織として生まれ変わりました。
現在は、庄川挽物木地の工房を中心とした、多数の工房が会員として所属しています。
会としての活動では、庄川挽物木地の伝統技術が次代へ受け継がれ、多くの人々に喜ばれる製品を提供し続けられるよう、伝統的工芸技術技法の後継者育成事業や需要開拓、意匠開発事業、国の伝統工芸士認定事業、市場動向のアンケート調査などに取り組んでいます。また、庄川町水記念公園で開催される「ゆずまつり」など各イベントへの参加をはじめ、主要都市での物産展示会の開催や共同販売、伝統工芸士の作品展示など、行政が主催するイベントにも多数参加し、庄川挽物木地の魅力をより広めるためのPR活動にも力を注いでいます。

 

 

庄川挽物木地とは?

 

天然の木を使った工芸品のこと。その魅力は、天然素材ならではの繊細かつ重厚な肌触りと、自然の杢目の美しさを活かしたものづくりにあります。
庄川挽物木地の始まりは、慶応2年。庄川町では、天正年間藩政期から流木事業が行われていました。その事業とは、加賀藩の用材を調達するために、庄川を利用して飛騨御用木を流し、庄川町青島にある約12,300m2の貯木場に集めるというものです。北陸随一の集積地を持つ庄川町で、越後屋清次がロクロ木地の工房を開いたことが、庄川挽物木地の始まりと言われています。それ以前より近くの山にロクロ師が居たという言い伝えも残っていますが、いずれにせよ庄川挽物木地は100年以上の歴史を有していることになります。
昭和53年には、経済産業大臣指定の「伝統的工芸品」としての指定を受けました。そして現在は、生産高において全国有数の産地となっています。

 

 

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