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高岡市福岡地区の紹介

福岡支所:〒939-0132 富山県高岡市福岡町大滝12番地 TEL:0766-64-3088 FAX:0766-64-5425

福岡地区

「水、みどり、きらっと福岡」、町のキャッチフレーズが示す通り、山・川・平野に恵まれ、文化、産業が調和した住みよい町である。県の最西北部に位置し59平方kmのうち平野部は30%を占め、ここに小矢部川が肥沃な土地を提供し美味しいお米の産地となり、また、近年アルミ産業を中心として急速に発展してきた。平成17年、さらなる発展を目指し高岡市と合併した。 一方、五穀豊穣に感謝して野菜や果物が姿を変える、300余年の伝統を誇る奇祭「福岡町つくりもんまつり」はテレビなどで広く全国に紹介され、特産の菅笠や養鯉等の伝統産業と、江戸時代より伝承された雅楽演奏や舞とともに町の文化を担っている。また、「ミュゼふくおかカメラ館」「雅楽の館」「まちづくり工房いっぷく処」「さんちょんぴん蔵」「福岡にぎわい交流館」が、新しい町の顔となっている。
春には「福岡さくらまつり」が行われ、満開の桜のトンネルを行く岸渡川の川舟下りは圧巻である。

イベント・お祭り

福岡つくりもんまつり

野菜・果物・草花を利用して趣向を凝らした作品は、その年の話題や行事をテーマに時代を反映した素朴でユーモラスな庶民芸術の風情を醸し出しています。 300年の歴史をもつ奇祭で、今では全国に知られる観光名物です。


  開催日 9月23、24日
  会 場 福岡地区市街地一円
  主 催 つくりもんまつり実行委員会

福岡では昔から、衆生の苦しみを祓い、町内の道端で静かに見守っていらっしゃるお地蔵様を、青年団や子供たちが1軒の家に集めて、老若男女が、餅・野菜・果物・お菓子等をお供えし、また夜にはご詠歌を唱えるなどして供養したり、死者の霊を慰め土地の守護を祈った「地蔵まつり」という行事がルーツとされています。地蔵信仰が盛んな頃、毎月24日(お盆の24日は地蔵の縁日)に地蔵講を行っていました。これが地蔵まつりとなって、村の年中行事になったのだろうと考えられます。

  福岡町上向田・土屋・福岡では、地蔵まつりの余興として、五穀豊穣を感謝して秋の収穫物をお供えした作り物の催しがあったそうで、土屋のものは江戸時代からあり、近在にも有名でした。福岡の作り物は明治初年頃より土屋の伝統を受け継ぎ、催されるようになりました。福岡は地主が多く裕福だったので、素晴らしい道具や衣類を持ち寄り、錦の帯の紅葉・朱塗りのお椀で作った日光の橋・岩を蚊帳で表現していたそうです。
  長い歳月を経てお供えされた作り物は、戦後野菜に姿を変え「つくりもん」となり、今では全国に奇祭として知られる観光行事になっています。

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