■目  的
豊かな自然と地域の特性を生かした学習材や学習方法を工夫することを通して、子どもたち一人ひとりが課題を解決してゆく学習を進めることによって、ファーストスクールでの学習と相まって学習成果を高めること。
自然体験、農林漁業体験、共同生活体験等の多様な体験学習活動と多くの人々との出会いや交流を通し、子どもたちの個性豊かな成長を図ることと自立に必要な知識や技能を身につけさせ、それらを生かし自ら創意工夫する態度を育てること。
恵まれた自然環境の中での長期間のゆとりある宿泊体験を通し、豊かな情操を育むとともに、協調性や連帯意識に基づく豊かな人間関係を育てること。

■これまでの経緯
平成4年度
  長野県八坂村にて試行。
平成5年度
  岩手県遠野市にて試行。対象学年を小学校5年生、中学校1年生が適当であると結論。
平成6年度
  岩手県遠野市にて、12泊13日の試行。教育課程に位置付ける要件等の検討を行うとともに、教材テキスト等の作成。
平成7年度
  小学校13校が学期期間中に岩手県遠野市、長野県高遠町、富山県南砺市利賀村、新潟県小国町、山梨県中富町、山梨県高根町の6カ所で、3泊4日〜7泊8日の期間で実施。
中学校は全6校から希望者70名を募り、合同で夏季休業中に長野県豊科町において、6泊7日で実施。
平成8年度
  小学校18校が学期期間中に実施。「セカンドスクール教材開発委員会」を設置し、提言されている総合学習の趣向が生かされるように教材開発を行った。
平成9年度
  「セカンドスクール教材・事業例」を参考にし、各学校が年間指導計画の作成、学習内容の変更などの工夫を図り、実施場所の特性を生かした活動内容を模索した。
平成10年度
  各学校が平成14年度から創設される「総合的な学習の時間」を見据えた活動内容を模索し、創意工夫した実施を試みた。
平成14年度
  「セカンドスクール充実検討委員会」を設置し、さらなる充実・発展に向けた検討を行った。
平成15年度
  小学校4年生を対象としたプレセカンドスクールを4校にて試行実施。






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