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成熟葉を独特の製法で 発酵させた 味わい深い健康茶
『バタバタ茶』 要略

一.バタバタ茶で飲まれているお茶
 黒茶といい、中国で漢時代(約2000年前)に飲まれていたものが日本に伝来したもの。四国の阿波番茶・碁石茶などと同じく、はるか縄文時代に伝来したのではないかと推定する学者もいる。

二.蛭谷でいつごろからバタバタ茶が飲まれていたのか
 時代は定かでないが「真宗本願寺第八世蓮如上人が文明四年(1472年)新川郡清水に堂宇を構え説法す」の記録があり、説法にともなう〔酒・飯・茶〕の一つとして、既にこの地で飲まれていた黒茶を利用したと推定されるので、この時代以前より飲まれていた茶であるとの見解が全国の研究者の間で定説化した。

三.バタバタ茶の源語
 蛭谷では近年まで、単にお茶と呼んでいたが、糸魚川の相馬御風(早稲田文学の編集者・詩人)の随筆に「たて茶」のことが書かれており、たて茶を別名バタバタ茶と言うとある。それ以来この地方の研究者が、この種のお茶をバタバタ茶と呼ぶようになり、蛭谷の人々もバタバタ茶と呼ぶようになった。
 バタバタとは、お茶をたてる音では無く、あせぐらしく(あわただしく)ばたばたと茶せんを左右に振る動作を言う。

四.茶せんの呼名
 近年まで単に「ちゃせん」と呼んでいたが、夫婦の言葉の流行から当町の某氏が夫婦茶せんと呼ぶようになったが、『バタバタ茶せん』・『二本茶せん』と呼ぶことが望ましい。
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