戸出七夕祭り
戸出地区に伝わる伝統的な行事であり、地区住民と諸団体が参加する総合的な夏のイベントです。18mのジャンボ七夕など大小1,500本の七夕飾りが「七夕のトンネル」として通りを飾ります。夜には提灯に明かりが灯り、幻想的な雰囲気になります。
令和6年度開催日 7月4日〜7日
主 催 戸出七夕まつり実行委員会
期間中の間に様々なイベントが組まれ、延べ15万人の人出があります。期間中は、「あんどんパレード」「民謡踊り街流し」「ライブinといで」など多様なイベントが連日繰り広げられています。
七夕まつりとして戸出で取り組んだのは昭和38年7月からです。その頃は旧6町内会より曳山も出ていました。大火があり曳山の収蔵庫が焼失してしまったため、修復がむずかしく現在は行われていません。
戸出では、子供を出生すると、その子がすくすくと成人するようにとの願いを込めて七夕まつりを行い、星に祈りを捧げる習慣が古くからあったようです。子供が生まれると、実家から七夕を婚家に届けてお祝いをする風習がありました。飾り物は昔から各家の長男の誕生に合わせて飾られたもので、町内の人々より祝福されました。また、五色の短冊に家族の一人ひとりが、それぞれに自分の願い事を書いて青竹の笹に吊し、7月7日にそれを川に流すのが、一般 的な風習でした。
伝統の祭りとして、また戸出地区最大の祭りとして、いつまでもこの七夕まつりが伝承されていくことでしょう。。