昔馴染の蕎麦屋さん「麺房みなみ」さん

今日は、わが町、旧大門町で、今は唯一となったお蕎麦やさん、麺房みなみさんをご紹介しましょう。
みなみさんと言えば、最近定番中の定番は、カツ丼。

お蕎麦屋さんなのにカツ丼?
これがまた美味いんだな。

満足の一品です!
秘伝出汁のしみたカツ
うどんか蕎麦が選べます
これで、この値段はうれしい!!

セットでミニうどんか蕎麦が付いてくるところも、嬉しいですね。
もちろん、麺が専門なので、うどん、蕎麦も間違いない!
特に、蕎麦の喉越しといい、歯ごたえ、食感は最高だ。(私の主観ですが…フフ)
揚げたての天ぷらもおいしい!
味のベースは、何といっても秘伝の出汁でしょうね。

手前にはカウンター席もあります
小上がりもありますので、ここで宴会もできます。

お店の創業が昭和28年ということですから、今年で66年目を迎えるそうです。
昔は大門の旧町に5~6件蕎麦屋やら食堂やらがあったそうだが、
道路の整備やら、廃業やらで、みんななくなって、みなみさんとこだけになったそうです。
旧大門町の中心街でやっているお店は少ない。
お寿司屋さんも、居酒屋も、みーんななくなりました。
繁盛しているのは、よそから来たスーパーマーケットと大手ドラッグストアのチェーン店とコンビニぐらいです。
そんな中、みなみさんとこは大健闘されていると思います。

お店の中は、落ち着いた小上がりもあって、小宴会もできます。
射水市商工会 飲食サービス部会の「飲食店を訪問しよう!」でも、利用させていただきました。

6月20日は、恒例の「飲食店を訪問しよう!」を開催しました。
飲サの特別メニューです。蕎麦がうめ~!!

「飲食店を訪問しよう!」では、特別メニューでした。

ちなみに、小上がりに行くと、まず目に入るのが、大きな木の車輪。
これは、大門の旧町で毎年繰り広げる山車祭りで使われていた、古いものらしいです。
先代の集められた骨とう品と共に、いい雰囲気を出しております。

数々の骨董と共に鎮座する車輪
大門の曳山も伝統があります。

お店のご主人さまは、二代目。
お昼の繁忙時は、パートの方もいらっしゃいますが、いつも奥様と二人三脚でお店を切り盛りされています。
このご主人、
実はただ者ではないのです。
若いころから剣道の道を歩まれ、六段ということで、今も指導者としての顔もお持ちです。
ときどき、若い人たちの指導のため、出かけておられるようです。
元々、凝り性なところもお持ちなのでしょう。
何せ今のお店の3階に、自前の道場を造ってしまったくらいですから。
また、好奇心旺盛で、研究熱心なこともあり、うどん、蕎麦、その他メニューにも、それが反映され、この味を出しているんだなあと思うと、納得です。

正に夫婦二人三脚です。

剣の道と蕎麦屋の道、二足の草鞋を貫くご主人は、余程近寄りがたいほどのオーラを発しているのかと思えば、とっても気さくで話好きな方です。
それこそ、若い人からご年配の方まで、幅広くお付き合いというか、気軽に声をかけられているところとか、素敵だなあと思います。
話好きも高じて、時々、仕事もそっちのけで(?)、お客さまと話し込むことも珍しくないようですが…。
もちろん、奥様が、それをフォローしているのは間違いありません。フフ
その奥様も、またチャーミングで、可愛らしい方です。
時々暴走するご主人を、ちゃんとコントロールしながら、お舅姑さんと同居しながら、3人の子育てまでこなしてこられた、しっかり者の方でもあります。
後継者は、今のところ(?)、いないようなので、これからは、自分らのペースで、ボチボチ、長ーくやって行く予定だそうです。
そんな麺房みなみさん、
お近くの方は、ぜひまた行ってみてください。

向かいのお店「よっちゃん」の駐車場も使用できます。

場所は、ここですよ ↓