県道73号線、八塚交差点角、
山側に大きくそびえる「天よし亭」の店舗が目に留まります。
今日は7月17日。
太陽はギラギラ、暑~い。
涼しい場所を求めて、
今日は、ここでM氏と昼食&取材。
※お店について、詳しくは、下記リンクをご覧ください。
https://tabelog.com/toyama/A1604/A160401/16000265/
各種宴会、法要などを見据え、駐車場は広い。
和風な入り口は、落ち着く。
のどの渇きに、ビールの看板が、辛い。
昼間っから飲めないしなあ。
13:40、何とか昼のラストオーダーには間に合った。
今日のお店、「天よし亭」さんは、おさかなと天ぷらに定評のあるお店だ。
“涼しい”部屋で、美味しいものをお腹いっぱいいただく…良いねえ!
冷たいビールで…ま、それは夜まで我慢だな。
玄関を入ると、期待通り、店内は冷房がガンガン効いている。
広々とした店内は、お部屋も大小あり、結構な収容スペースである。
M氏と二人だから、カウンターでも良いけど、落ち着いて話すには、こんな感じが良いかな。
わが射水市商工会の懇親会でもお邪魔したが、2Fには、広大な宴会場がある。
少人数の法要には、こじんまりとしたお部屋も用意されている。
M氏到着。
腹が減った!
早速メニューを見る。
ランチが2種類。
「季節のランチ」と「親子丼御膳」。
M氏は、「季節のランチ」、俺、Oは、「親子丼御膳」
食べる前に、
先ず、冷房の風を全身に受ける。
くつろぎのひと時だ。
先に、親子丼御膳が来た。
美味そう!!
親子丼のにおいが、俺の腹を鳴らす。
丼がでかい!
いっただきまー…ちょい待ち、M氏のがまだだ。
ほどなく、M氏の季節のランチが来た。
お、
刺身に季節の天ぷら。
ウリの「さかなと天ぷら」だ。
お盆に所狭しと小鉢も並ぶ。
海老天は、別注の追加だ。
さてさて、
それでは、いただきます!!
二人とも、遅めの昼食で、一口目から、お腹にしみる。
いつもながら、安心感のある美味しさだ。
外れはない。
親子丼のシタジ、てんぷらのつゆ、これらのベースのダシがミソ。
天よしの味が、ここに生きているのだ。
一気に食べ尽くして、ごちそう様でした!
さてと、
お店の主に、ちょっとお話を聞こうかな…。
Kさん(店主)
ちょっとお話を聞かせてください。
「何を聞きたいのかな?」と、天よし創業者のKさん。
M氏から、先ずは、お店の歴史が聞きたいという事で…。
元々は、20代のとき(50年ほど前)、結婚を機に大門の街なかで「福助」という食堂をやったのが始まり。
当時は、何かと店屋物をとる習慣があった。売り上げの半分以上が出前だった。その分、地域の人とのふれあいがあった。麺類、丼物などを始め、定番のラーメンも人気があった。
どこかで修業をしたわけでもなく、独学で料理の研究をした。その裏には、お客様にいろいろ教わることが大きかった。
そうこうしているうちに、大門に美味いてんぷらを出してくれる専門店がないということで、30代で、前のお店、「天よし」がスタートした。
天ぷらも、独学で今の製法を編み出した。
元々のお店の流れで、秘伝のダシも、年代と共に熟成され、今に引き継がれている。
このダシがあったればこその、「天よし亭」と言っても過言ではないだろう。
いつも心掛けていることは、笑顔とまごころ。
お客様から「おいしかったよ!」「ありがとう!」と言っていただけることが、何よりの喜び。
これからも、健康に気を付けて、さらに腕を上げたい。
と、ご主人は、まだまだやる気満々です。
これも、本体である天よし亭を、息子さんがしっかり引き継いでくれているから、自分は自分の道を究めてみたいという気力につながっているのだろう。
天よし亭、安泰である。
一つ、厳しいのは、最近は法要など、大人数の予約がめっきり減っていること。
ここも、親子鷹で、知恵と勇気で、きっと乗り切って行かれるだろう。
俺も、この店で、こんな話を聞くのは初めてだったので、ちょっと感動と興奮を押さえつつ、時間を忘れて、ご主人のお話に聞き入ってしまった。
現場を任されている息子さんも、今では立派にお店を仕切っていらっしゃいます。
しかし、
「これで良いのだ。」という、妥協を許さず。
上を目指して行かれるようです。
商工会の仲間でもあるので、
また共に、地域のために貢献して行きたいものだ。
夏野スタミナ料理の定番。うな重!
予算に余裕がなかったので、
今日は断念…。
次回は、これだな!
和を大切に、お店の各所に工夫を凝らしてあります。
会席料理は、お任せください!
ご覧の料理、どれもおいしそう!
流石ですね。