大島の庁舎や第一自動車学校の近くに、私の若いころからずっとある洋食屋さん、「プロバンス」。
今日は、
射水市商工会 飲食サービス部会の「飲食店を訪問しよう!」で、
会員の皆様と共に、お昼をいただきました。

こじんまりとしたお店だが、店内はゆったり。
ゆっくり食事をとるには隣との距離感がちょうどです。



最近、駐車場も道を挟んで向かいに10~12台分追加されましたので、店の前を含めて15台は入るだろう。

今日のランチは、
クリームコロッケとハンバーグ、2つの味を楽しみました。
トローリとした食感とコクのある味のクリームコロッケは、一口ほおばるとほっぺたが落ちそうでした。
そして、しっかりと肉のうま味を閉じ込めたハンバーグも、とっても美味しい!


今日は、特別メニューですが、
普段のランチは、日替わりで850円とリーズナブル。


場所的には、大通りの旧8からちょっと入るので目立たないが、常連客は絶えない。
その理由はどこにあるのだろうか?
ご主人の古橋博敏さんにお話をおうかがいしました。
創業は、昭和59年(5月)。
第一に、たくさんの人に、美味しいものを、お手頃な価格で召し上がっていただきたい。
しかし、コロッケもハンバーグはもちろん、ソースもすべて手作りにこだわる。
そんな独自の味を守り続けて35年とのこと。
正に庶民の味方のようなレストランです。
自分は、話をするのが苦手ですと言いながらはにかむ笑顔が、なんとも優しい。
そんな人柄が、料理やお店の雰囲気に出ているのだろう。
残念ながら、ご本人の意向で写真はお出しできませんが、お会いになりたい方はランチ、もしくはディナーでどうぞ。
どうも常連の方が多いのは、味や値段だけでなく、お店に漂う「安心感」があるからなのだろう。
当初は奥様の幸さんと二人三脚で頑張って来られましたが、今は、創業の時に生まれたというご長男の佳憲さんが後継者として、頑張っておられます。
中小零細企業の多い射水市内で、事業継承者がいなくて困っているところが多い中、この地で商売を引き継いでいく決心をされたことは、本当にありがたいことだと思います。
お父様の博敏さんからは、「(プロバンスの)味の継承もほぼできているのだから、あとは、(佳憲さん)自身で考えてやって行けば良いのだ。」とのお言葉をお聞きし、佳憲さんも、将来について自信満々かと思いきや、近頃、ちょっと悩んでいるそうです。
「今の自分は、まだ親のつくって来たものの上に立っているだけだ。」
「これをベースに、自分は何をすべきなのか?まだわからない。」と。
誰しも越えなければならないハードルだが、これは誰にも代われるものではない。
佳憲さん自身が、これから積極的に試行錯誤し、しっかり目標を定め、自分の道をつかんでほしいものだ。
あ、
仕事柄、なかなか出会いの機会に恵まれない佳憲さんは、現在独身。
花嫁募集中!
イケメンでまじめで、誠実な佳憲さん。
早い者勝ちですよ!
話は、横道にそれましたが、
洋食「プロバンス」は、まだまだTo Be Continued です!