取り組み
総務省、文部科学省、農林水産省の連携施策による活動の推進
子ども農山漁村交流プロジェクトは、平成19年6月に「都市と農山漁村の共生・対流に関するプロジェクトチーム(副大臣PT)」が打ち出したもので、農林水産省、総務省、文部科学省は、平成20年度から5年間の連携施策として、小学校の1学年程度の児童を対象にした農山漁村での1週間程度の長期宿泊体験活動を推進するものです。
特徴は“農林漁家での生活・宿泊体験”
当該プロジェクトの特徴は、児童が滞在期間中に、農林漁家での生活・宿泊体験を行うことです。児童は少人数で農林漁家のご家庭に宿泊し、“ふるさと”のような雰囲気の中で、農林漁家の方々と話したり、教えていただいたりしながら、様々な体験活動が行っていきます。
期待される児童の教育効果
この活動では、参加する児童が我が家からを離れ、自然豊かな農山漁村に宿泊し、団体行動や農林漁村の人々との交流や農林漁家での生活体験や自然体験等を行うことで、児童にとって、ものの見方や考え方、感じ方を深め、学ぶ意欲や自立心、思いやりの心、規範意識などを育むといった力強い成長を促す効果があると期待されています。
当該プロジェクトの支援
総務省は、当該プロジェクトの推進のために、受入地域の体制整備、小学校活動、都道府県協議会活動を支援する特別交付税の交付を行います。
小学校での当該活動の普及
文部科学省は、全国約2万3千校(1学年の約120万人)の学校(児童)の参加を目指して、小学校を対象にした農山漁村・長期宿泊体験活動の普及を図ります。
受入体制の整った農山漁村の受入地域の育成
農林水産省は、児童には地域ぐるみによる受入体制の元で体験活動が行われるように、このプロジェクトの趣旨に適った受入地域の育成を図っていきます。