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富山市と立山町、上市町にはさまれた、富山県内最小(面積)の舟橋村は、県下有数の穀物地帯であり、かつては村内を流れる白岩川の漁業や舟運で栄えたところでもあります。この静かな村で、明治2年(1896)に大騒動が起こりました。
年貢の軽減を求めた「越中ばんどり党」が一揆を起こしたからです。ばんどりとは肩かけだけで背あてのない蓑(みの)のことで、大凶作に苦しんだ農民たちが、ばんどりやすげ笠、わらじ姿で5万人も集まったといいます。「会津の世直し」と並んで世に名高い、この「ばんどり騒動」の集会場となったのがこの「無量寺」です。
無量寺は、鎌倉時代の承元元年(1207)に開かれたと伝えられる浄土真宗の古刹で、本尊は鎌倉時代作とされている木造阿弥陀如来立像です。ヒノキを素材にして造った部分を合わせる寄せ木造りの仏像は、県の文化財に指定されています。
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